前回、次々と明らかになる内容に落ち込み離婚するか・離婚しないか悩むのでした。

サレた側の人は、これで悩むことが多いのではないでしょうか。
離婚か再構築か。
私が選んだ道はこれでした。
人生の大きな決断
私は離婚を考えていました。
初めての子育てに一生懸命になってる時に不倫されたこと。
私も知ってる人が相手だったこと。
家に連れ込んだこと。
特に、家に呼んだことに関して引っかかってました。
A子が使ったお風呂やベッドがあるこの家で、これから死ぬまで住んでいく自信がないと思ったんです。
そのことを夫に言うと、
と言っていました。
私は「しばらく考えさせてほしい」と言いましたが「『離婚しない』って言ってくれないと落ち着かない」と結論を急かされました。
まったく勝手な男ですね。
まだ尋問する前、夫が出張に行ってる時に地元の幼なじみに「不倫されたから離婚を考えてる」と電話しました。
涙ながらに話す私に幼なじみは言いました。
「あたしが言うのも違うかもしれないけど、今は本当にツライだろうけど、子供にはお父さんが必要だと思う」
もちろんシングルマザーで頑張ってる人もいるけど、でもやっぱり……と付け足して。
その幼なじみは2児の母で、よく子育ての相談に乗ってもらってました。
私はハッとしました。
自分のことだけで離婚を考えて、子供のことを全然思いやってなかった。
結果的に離婚を選ぶにしても、しっかりと子供のこと、今後の生活のことを考えてからにしようと思いました。
しっかりと考えて出した結論ならあとで後悔はしないはずです。
友達には「離婚しない」とは断言できなかったけど、もう1度改めて考え直すキッカケをもらえたのはすごく感謝しています。
その後、夫と話すまでに離婚届を用意したり、やっぱり離婚か……とグルグル悩んだ日々を過ごしたものの、話し合いで夫に結論を迫られた時にふと幼なじみの言葉が浮かびました。
子供のため。
もちろん自分のためでもあります。
経済的な理由。
働き口はどうする?
住むところは?
引っ越しは?
夫への愛情は……?
長い長い沈黙が続き、
「2回目は、ないからね」
と、強く強く念を押し離婚しないと決めました。
離婚しないと結論を出したあとは、もう一人の”事情を聴かなければならない人物”に連絡をとることにしました。
つづく……
